KOOKY ZOO"MINIATURE IMITATE TROUSERS"
KOOKY ZOO
MINIATURE IMITATE TROUSERS
VINTAGEのKID'sのお洋服を独自の解釈で拡大し現代の街着へ進化させ"JUVENILE"シリーズとしリリースし続けるKOOKY ZOOに新しいラインが誕生しました。
"MINIATURE"です。
このシリーズは本来、人が着ることを想定していないセールスマンサンプルや人形の衣装などが元となるお洋服。
VINTAGE好きならその当時にメーカーがリリースしていたメモ帳やカタログ、メジャー、王道のBuddy Leeとその衣装に興奮してしまう方も多いかと思います。
それらの着る事を想定していないお洋服を大きくしたMINIATURE IMITATE TROUSERSです。
着る事を想定せずに作られていたアイテム達ですから"JUVENILE"シリーズよりバランスが壊れ、不自然さが大きく浮き出てきます。
"JUVENILE"シリーズはしっかりと大人へフィットするよう考え作り込まれていますがこのシリーズはそこを排除しフィットしないようにし、着る側がお洋服に合わせるお洋服です。
VINTAGEのセールスマンサンプルは、はちゃめちゃなバランス感と相反するような本気感と可愛さと所有した時の満足感がたまりません。
その当時のセールスマンが持ち歩くモノですから着ることは想定されていないのでバックポケットはフラップをあげるとポケットはありません、そのフラップは横19,5cm、縦13cm程とインパクトあるフラップでそこに3.5cmのスナップボタンが付き、ベルトループは幅5cmで長さ長さ11cm程と大きく、裾はダブルの7cm、畝幅は3ウェルの"うどんコーデュロイ"ととても太いのですが、通常なら細いほどカジュアル感が薄れるのがコーデュロイですがここまで太いコーデュロイを履いていただくとおわかりいただけるのですがワイドなシルエットで光の当たり加減で変化を見せるこのコーデュロイと相まってエレガント。
着る事を想定していなかったお洋服を一応着れるのだけれど、着る事は想定していない部分をしっかりと残したニッチ服。
可愛さもなくてはならなくて、平面的であるべきで、アンバランスでなくてはならなくて、所有感もなくてはならなくて、妙な雰囲気もなくてはならなくて、頭から離れない1着です。
また抑えることのできない"欲"をダイレクトに刺激してくる"MINIATURE"シリーズが誕生です。





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